『アーマード・コア』原始の記憶、鋼の監獄
強化人間になった事ありますか?
開発、発売元フロム・ソフトウェア!ハードはプレイステーション!現在ゲームアーカイブスで初代三部作配信中!
借金をこさえて強くなるロボゲーにしてシリーズの祖『アーマード・コア』のエントリーだ!
筆者は借金が膨らんで2回ぐらい改造された。6回ぐらい改造されたら最強になる。
さて、『アーマード・コア』というゲームはロボット系TPSの元祖と言っても良い神ゲーで、一時期ロボゲーといえば『アーマード・コア』シリーズ一強の時代があったものだ。
今年はロボゲーが豊作(予定)で、しかも今年発売のロボゲーの内二つにアーマード・コアの元プロデューサーが関わっていたりするので、こりゃめでたいと思い、筆者の始まりのロボゲー『アーマード・コア』を紹介しようと思ったのである。
「チュートリアルはどこですか?」
ニューゲームで始めた時レイヴン試験というものを受けることになる。このレイヴン試験が実質チュートリアルなのだが、操作方法の説明がなかった。初プレイした時はまともに動かすこともできずに殺された。
このゲームは初心者に優しくないし操作方法が独特で効率良くプレイできるようになるまで非常に苦しい思いをすることになる。『アーマード・コア』をおススメして何回か色んな友人に貸したことがあったが、件のレイヴン試験で止まっていたこともあれば、惜しい所まで進んでたこともあったが、皆クリアせずに途中でやめてしまった。
お手本を見せた時も、普通にプレイしてるだけなのに、なぜかドン引きされたこともある。なんで?
実際は慣れたら簡単なので皆プレイ、しよう!
話が逸れたが、実戦の中で成長するしかないので、実際慣れるまでは苦労する。
このゲームに、チュートリアルは、ない!
しかし慣れれば最高のロボカスタマイズアクションができるので頑張ろう。
傭兵生活を楽しもう!
レイヴン試験をクリアすれば、晴れてレイヴン、つまり傭兵になることができる。
金次第でどんな相手からでも仕事を受ける事のできる本作は、企業、個人、またはテロリストから様々な依頼を受ける事になる。
既に国はなく、企業が管理する社会で、唯一自由な存在レイヴンとして思う存分戦場を駆け抜けよう!
レイヴン宛ての依頼は様々な種類が存在する。遺跡の探索だったり、傭兵らしく敵戦力の殲滅だったり、護衛をしたり等だ。
依頼を遂行した報酬で、新しい装備を買って、自分の愛機を作っていくのは非常に楽しい。『アーマード・コア』の醍醐味だ。
苦労して、自分の乗る機体を作っていく事になるので、機体に愛着が湧く。
そしてエンブレムも自作できるので、作りこもうと思えば、ちゃんとしたエンブレムも作れてしまう。これを神ゲーと言わずなんと言う!(個人の感想です)。
ただ勘違いしちゃいけないのは、『アーマード・コア』に出てくる機体は、主人公機を含めて、一部例外を除き、きちんと兵器としてのロボットだ。みんな大好きスーパーロボットではない。数で囲まれれば一瞬でやられてしまうし、実力差があればあっさりやられてしまう。フロム・ソフトウェアのゲームは一貫して、主人公は数の暴力に弱いという特徴がある。その伝統は『アーマード・コア』ももちろんあるし、フロム・ソフトウェアのドル箱の『ダークソウル』でも健在なので、気を付けよう。
フロムさん新作はまだですか…?
『アーマード・コア』シリーズの新作は約5年前に出たきり発表がないので、今はこうして過去作を人にオススメしつつ、各シリーズを遊んでいるがそろそろ新作が欲しい所である。新作を待てない人は『LEFT ALIVE』と『デモンエクスマキナ』というゲームが今年に出るのでそれをやろう!この二つのゲームにアーマードコアの元プロデューサーが関わっているのでやろう!是非やろう!
『アーマード・コア』をやってみて面白ければ、他のシリーズに手をだすのも大いに有り。PS2で出たシリーズは、『アーマード・コア』とほぼ同じ操作感なのでプレイしてコツさえ掴めばどのシリーズも楽しく遊べるはずだ。
それ以外のシリーズは操作感は少し違うものの、操作が簡単になり、難易度も実に初心者向きなので、PS3からのシリーズを試してみるのもいいと思う。どのシリーズもオススメだ。
しかし、フロム・ソフトウェアの公式サイトからアーマード・コアの霊圧が消えかけているのでこれはいかんと思いながら、実際ただのファンなのでなにも出来ずにいる。
シリーズが消えかけている時、ファンは無力だ。なにかしたくてもなにも出来る事がない。アーマード・コアというシリーズは消えちゃいけない。シリーズが消えないようにファンが盛り上げて、熱が伝わって、新作まで漕ぎ着けられればいいなと密かに思う。
我々はアーマード・コアの新作が出るその時をいつまでも待っている。
これはただのわがままだけど。
我々を忘れないでくれ。